往診専門の動物病院、わんにゃん保健室です。
当院では、ただいま獣医師・愛玩動物看護師の募集を行っております。
こちらのブログでは、当院が行っている業務の紹介や、
求人に関する情報を定期的に発信してまいります。
今回のブログでは、【往診獣医師として独立開業するために必要なスキル】についてご紹介します。
わんにゃん保健室では、今後、往診獣医師として独立開業を考えている方のご応募も大歓迎です。
独立を見据えて様々な経験を積みたい方や、開業を行う上で開業に関する知識を得たい方など
当院ではこれまで様々な方にご応募いただいています。
独立開業サポートは、実際に当院院長の江本が独立開業を行う際に
必要だと感じた知識などをお伝えしています。
わんにゃん保健室では様々な症例を診ることができるため、往診獣医師としてのスキルアップとともに
独立開業への準備も同時に行えるため、まずはお気軽にご相談ください。
まずなによりも、「コミュニケーション能力」が重要だと感じました。
動物医療において必須である「獣医療の知識や能力」が高いに越したことはないですが、
獣医師として独立開業し経営していく上では、それ以上に飼い主とのコミュニケーション能力が必要です。
コミュニケーション能力が不足していると、飼い主様との意思疎通がうまくいかず、必要な獣医療を満足にお届けすることが難しくなります。
どんなに卓越した知識やスキルがあったとしても、それを受け入れてくれる相手がいなければ成立しないため、
どうしたらその能力を受け入れてもらえるのかを考えることが大切です。
施設を構える動物病院と圧倒的に違うのは、視認性です。
視認性がない中で、いかにして往診を必要としてる飼い主にあなたの存在を届けるかが勝負です。
何事も、新たに始める場合は「知ってもらうこと」が最初の一歩となります。
往診獣医療を求める方がいても、あなたの動物病院を見つけてもらえなければ、相談が来ることはありません。
「どこに」「何を」売るビジネスモデルなのかを明確にしなければ、
往診専門動物病院だったとしても、生き残ることは難しいと考えています。
ただ適切な獣医療を提供しつづければ問題ないだろう、と考えている方もいるかもしれません。
確かに自己資金が潤沢にあり、自分一人で賄っている動物病院であれば、そのままでも良いかもしれません。
ですが、飼い主様からのご相談がなければ収入がなく、
必要な設備を整えられないなど、弊害が出てきます。
そのため、ご自身の強みや動物病院の特色を客観視し、
どういった動物病院にしたいか、の方向性をしっかりと把握しましょう。