東京都内を中心に往診専門で獣医療を提供しているわんにゃん保健室です。
当院では往診専門の動物病院ですので、ご自宅にお伺いして診療を行っています。
わんちゃんやねこちゃんは、病気の容態によっては病院への通院が難しい場合があります。
また通院すること自体がストレスとなり、病状の悪化を招く危険性もあります。
犬や猫への愛が強い方、そして往診獣医療で活躍されたいとお考えの方は、是非お気軽にご応募ください。
応募の前の医院見学も大歓迎です。
本日のブログでは、獣医師の仕事の一日の流れをご紹介いたします。
獣医師のお仕事は、主に「往診業務」「症例報告」そして「電話対応」となります。
往診の依頼があったペットの容態を確認し、適切な処置ができるよう準備を行い往診に向かいます。
10:00 出勤
まずは出勤後、メールチェックやカルテのチェックを行います。
今日一日の往診予定を確認し、往診のルートもチェックします。
10:30 往診に出発
診療予定に合わせて往診に出発します。
車で往診先へ向かうため、事前に駐車場の有無や近隣のコインパーキング、渋滞の状況に関して調べておきます。
11:00 診察開始
往診先に到着したら、診察を開始します。
ご予約時に聞いていた事前の状況と変わりないかを確認し、飼い主さんへのヒヤリングを行いながら診察を進めます。
13:30 昼休憩
次の往診診療時間までの間、昼休憩を行います。
往診予定時間によってはかなり間隔が空くこともあるため、その場合は同行の愛玩動物看護師とミーティングを行うことも。
15:30 診察開始
午後の診察も、午前同様飼い主さんへのヒヤリングを行いつつ進めていきます。
定期的に往診を行っている子の場合、次の往診日の予約を行います。
18:00 事務所へ戻り検査を行う
往診診察を終えたら、事務所へ戻り検査を実施。
また、翌日の往診の準備もこの時に行います。
器具などを使用する診察の場合、稼働や消耗品に問題がないかを確認します。
19:00 退勤
診察の準備を終えたら退勤です。
往診専門の場合、来院してもらうタイプの動物病院での勤務とはややイメージが異なるかと思います。
往診病院には往診病院の良さ、動物病院には動物病院の良さがあると思いますが、
わんにゃん保健室の一番の魅力は、なによりも「ペットや飼い主さんに寄り添える」点にあります。
通院型の動物病院の場合、診察室には限りがあります。
当然、1匹のわんちゃんを診ている間はほかのわんちゃん・ねこちゃんを診てあげることができないので、必然的に診察へスピードが求められます。
すべての動物病院がそうではないですが、中には効率を重要視し、飼い主さんの話をほとんど聞かないままに診察を終える動物病院もあります。
わんにゃん保健室ではそういった診療体制は取りません。
もちろん時間が無限にあるわけではありませんが、できる限り寄り添い、飼い主さんの心のケアもできればと思い診察にあたっています。
来院型の動物病院で働いているけど、もっとワンちゃんや猫ちゃんのためにできることがないか?
と考えている方は、是非往診動物病院での勤務も視野に入れてみてください。
ご自身が目指すべき診療方法が見つかるかもしれません。